ビジネスエコシステムの構築

グローバルITベンダーやスタートアップ企業など、先端的技術力やプラットフォームを有するアライアンスパートナーとのビジネスエコシステムを構築し、今後需要の増加が見込まれる新しい技術分野で活躍できるエンジニアを育成してまいります。

アライアンス

国内外の先端技術企業と協働・協業し、グループのネットワークを活かして、国内外の多くのお客さまに付加価値の高いサービスを提供しています。

開発環境の構築・運用支援

自動車や航空機、医療機器、ロボットなどにおける組込システムの大規模化・複雑化に伴い、開発期間の短縮と品質向上を実現するモデルベース開発(シミュレーション技術による開発)の重要性が高まっています。
お客さまのモデルベース開発環境の構築において、コンサルティングや設計、実装や運用などのエンジニアリングなどをアライアンス企業と連携して、質の高いサービスを提供しています。

人材育成支援

製造やITの業界においては、若手理系人材の減少により、多くの企業が人材不足に直面しています。
お客さまの従業員向け教育研修カリキュラムとして提供するとともに、講師をテクノプロ・グループのエンジニアが担当するなどして、設計エンジニアの育成支援を行っています。

産学連携

技術による社会イノベーションを目指す多くの大学と連携し、医療・バイオ、AI、ドローンなど、さまざまな先端研究分野において共同研究や開発を行っています。

東京工業大学との共同研究

東京工業大学科学技術創成研究院と飼育牛のモニタリング機器及びシステムの開発プロジェクトを推進しています。放牧飼育による畜産では家畜の健康状態の悪化に畜産農家が気付くことができずに疾病・死亡に至ることがあるため、家畜の状態を遠隔で正確に把握する技術が強く求められています。その課題解決のため、プロジェクトチームが開発した飼育牛のAIモニタリングシステム「PETER」の社会実装に向けた実証実験を沖縄県竹富町黒島のさくら牧場において開始。また、株式会社鹿児島銀行の協力により飼育牛を担保とするABL(Asset Based Lending:動産担保融資)への活用も検証し、効率的な畜産ABLの実行による持続可能な畜産経営への貢献を目指しています。

【参考サイト】(外部ページが開きます)
東京工業大学:研究ストーリー『AIで牛の気持ちがわかる?!』

豊橋技術科学大学との共同研究

豊橋技術科学大学が開発した「豊橋プローブ」は、1mm角の基板上に細胞よりも細い針(プローブ)のシリコンを垂直に結晶成長させた、超微細ニューロン電極。これを活用した脳計測デバイスは、生体へのダメージを最小限に抑えながら長期にわたって、マウス等の脳神経活動を計測・記録することを可能としました。今後の研究や市場展開により、ヒトを含む脳の学習機能や病気のプロセス解明、脳疾患の診断システムやBMI(脳とロボットをつなぐインターフェース)の開発など、さまざまな医療分野の発展に貢献が期待される技術です。テクノプロ・グループは、この豊橋プローブを活用した脳科学研究手法の開発に向け、同大学と共同研究を進めています。

【参考サイト】(外部ページが開きます)
豊橋技術科学大学:超微細神経電極で切り開く脳科学 ~超微細で脳にやさしい神経電極デバイス「豊橋プローブ」~

その他の主な大学との共同研究・開発

  • 東京大学テーマ:脳性まひ患者リハビリ支援機器・システムの開発
  • 東京大学テーマ:社会連携講座「次世代スキルマネジメント手法の創出」を開設
  • 名古屋大学テーマ:AUTOSARツールチェーンに関するコンソーシアム型共同研究
  • 東北工業大学テーマ:ヒトiPS細胞由来ニューロンのMEA計測
  • 同志社大学テーマ:エンジニア給与の日米比較調査

ベンチャー投資

スタートアップ企業、中でも研究開発型ベンチャーと言われる企業を支援するため、ベンチャーファンドへの出資を行っています。

主な出資先

  • みらい創造一号投資事業有限責任組合(東工大関連ベンチャーへの投資・経営支援)
  • DEFTA Healthcare Technologies,L.P.(先端医療・再生医療分野の先端企業への支援)
  • 千葉道場ドローン部1号投資事業有限責任組合(ドローンファンド)
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