
入社の決め手は
採用面接担当者の人柄に惹かれたこと
学生時代、どんなことに力を入れていましたか?
オーケストラサークルの広報として、宣伝活動に力を入れていました。当時はコロナ禍でなかなか演奏会を開催できず、集客に苦労した面もありました。しかしクラシックに興味がある方にターゲットを絞り、楽器店にフライヤーを置いたり、オーケストラ公演の案内サイトに宣伝をお願いするなど精力的に宣伝活動を行ったことで集客につなげることができました。
自分自身でフライヤーのデザインを担当した際には、「任せてよかった」という声をたくさんいただき、その経験が広報職を希望するきっかけにもなりました。
テクノプロを選んだ決め手を教えてください。
面接を担当してくださった方々の人柄に惹かれたことです。他社の面接ではどうしてもテストされているという印象が強く、自身の本音よりも正解を言わなければならないというプレッシャーがありました。しかしテクノプロの面接では、私自身の経験や人柄に焦点を当てた質問が多く、初めて「自分が本当に伝えたいことを伝えられた」と思えました。このような、非常に満足度の高い面接をしてくださったみなさんとぜひ一緒に働きたいと思い、入社を決めました。
研修についてはどうでしたか?
自分が抱えている業務や自分に依頼が届く業務に優先順位をつけ、いかに捌いていくか。このことをインバスケットという研修で学習したのですが、配属先で実務をするうえで非常に役に立っています。
仕事では、同時にさまざまなタスクをこなさなければなりません。どんな順序でやっていくのか。計画を立てたり、優先順位をつけたりすることを入社時の研修で学べたことはとてもよかったですね。教育事業のグループ会社があるので、研修内容が充実していることも当社の強みだと思います。

風通しの良い環境がテクノプロの魅力
テクノプロに入社してよかったなと感じたことは?
役員や上長の方々とのコミュニケーションがとりやすいところです。慣れない業務で不安だった私に気遣いの言葉をかけてくださったり、いつも気さくに話しかけてくださいます。わからないことがあっても遠慮せずに聞ける雰囲気があるのは非常にありがたいですね。上層部の方と社員との間に壁がなく、風通しの良い環境であることは当社の大きな魅力だと思います。
新卒の第1期生としての入社ですが、同期はどんな存在ですか?
研修でディスカッションをするなかで、同期という立場で気兼ねなく話し合えたことで、多角的に物事を見られるようになりました。今はそれぞれ部署もバラバラで、直接仕事で関わることは少ないですが、業務外で定期的に集まって仕事やプライベートな話をしています。それがいい意味でガス抜きになっているので、とても貴重な存在ですね。
ワーク・ライフ・バランスはどうですか?
フレックスタイムを導入しているので、勤務時間を調整することで平日でもプライベートな予定を立てやすいですね。繁忙期を除けば有休もしっかりとれるので、連休をつくってよく友人と旅行に出かけています。おかげさまでこの1年でたくさん国内旅行に行くことができました。他の社員の方からお話を聞いていても、ワーク・ライフ・バランスは安定している印象です。

自分の次工程をお客さまだと思って対応する
あなたの#を教えてください。
私の#は「次工程はお客さま」です。
製造や品質管理の現場で心構えとして流布された言葉で、「自分の次工程をお客さまだと思って対応しなさい」という意味です。メーカー勤務の父に教えられて以来、自分のモットーにしています。
広報IR室は社内外問わず、非常に関係者が多い部署です。提出する資料やメールには不備がないよう入念に確認し、「どうすれば次の工程がやりやすいか」工夫を凝らすよう心掛けています。そうすることでお問い合わせの姿勢も自ずと変わってくるでしょうし、良好な信頼関係を築くことができると考えています。
入社して1年経ってみて、自分が変わったなと思うところは?
就職活動をしている時は、自分の良さや強みにフォーカスしていました。しかし、実際に働き始めた現在は、自分に足りないものや改善したいところにフォーカスしています。さまざまな方と仕事をしていくなかで、こういうところがまだまだだな、こういうところを学びたい、そんな気づきを与えてもらっています。
印象に残っている先輩からの言葉はありますか?
入社時の研修の際にCEOから言われた「学歴よりも学習歴」という言葉です。学歴ももちろん大切ではありますが、社会に出てからどんなことに興味を持ち、どれだけ勉強をしてきたか。役職に就いている方々の仕事に臨む姿勢から、その大切さを痛感しています。私自身も学生の時からたくさん勉強はしてきたつもりですが、今後も変わらず学び続けていきたいと思っています。

失敗も自分を形づくるピースになる
これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?
現在はまだ先輩の補佐的な立場で仕事をしていますが、いつかは二人三脚で肩を並べて仕事ができるようになりたいですね。そのためにも資格試験の勉強に取り組みつつ、投資家の方々が持ち合わせている企業会計や資本市場の専門知識をしっかりと身につけていきたいと考えています。
最後に、学生さんへのメッセージをお願いします。
私自身、就職活動が思うようにいかず、悩んだり、落ち込んだりすることがありました。しかし、現在となってはそれが自分自身を形づくるひとつのピースになっていると感じています。
私は、当時に失敗した経験があったからこそ、現在の会社や仕事と出逢うことができました。就職活動は自分自身の過去と現在、そして未来に向き合う貴重な機会です。ぜひ、失敗や挫折を恐れず、自分の興味がある分野にチャレンジしてみてください。応援しています。