初の新卒採用で、
好奇心を刺激するような経験ができると思った
学生時代、どんなことに力を入れていましたか？
金融やマクロ経済の研究に没頭していました。自分が将来どんなことをやっていきたいか。それを知るためにも、まずは興味のある分野を深く学んでみようと思ったんです。結果的にそれが現在の仕事へとつながりました。大学で専攻したことを仕事で活かせるのは稀なこと。とても幸運でしたし、適性を見て配属してくださった人事の方に感謝しています。
テクノプロを選んだ決め手を教えてください。
初の新卒採用であることから、その新鮮な環境で好奇心を刺激するような経験ができるのではないかと思い、入社を決めました。また、いくら自分が希望してもご縁がなければ入社できません。私は同期の中で唯一の外国人なのですが、内定をいただけたことにご縁を感じたことも理由のひとつです。
研修についてはどうでしたか？
一般的には営業なら営業を、エンジニアなら技術に特化した研修を行うと思います。しかしテクノプロ・ホールディングスではそうしたスペシャリスト向けの研修ではなく、ジェネラリスト向けの研修が行われます。企業理念や情報を学ぶことから始まり、ビジネスマナーや営業、パソコンスキルに至るまで、その内容は多岐に渡ります。配属先の先輩と一緒に3日間のOJTを行う仕上げの研修も含め、非常に充実したものでした。
テクノプロは主体性を発揮している会社
担当業務の面白さややりがいについて教えてください。
事業管理室には子会社からのデータが集まってきます。そのデータから予期せぬパターンやインサイトを発見することは、まるで探偵が謎を解くような面白さがあります。データの背後にあるストーリーを読み解くことで、新たな物事を発見できるところが大きな魅力ですね。
テクノプロはどんな会社だと思いますか？
CEOの言葉を借りて言えば、“主体性を発揮している会社”だと思います。私はすでに自分の専門性を活かして主体性を発揮できる業務を任せてもらっていますが、1年目からそんなことを許してくれる企業はなかなかないと思います。また、当社には副業制度があります。3万人の技術社員がこの制度を利用し、主体性を発揮できるようになれば、会社にとっても大きなプラスになります。ひとりひとりが持つ力を引き出すこのような取り組みからも、テクノプロが主体性の発揮に力を入れていることがわかります。
先輩や上司にはどんな人が多いですか？
みなさん非常に優しいですね。基本的にリモートで仕事をしているのですが、問題なくコミュニケーションがとれるよう、いつも温かなサポートをしてくださいます。新卒としてではなく、部署の一員として尊重されていると感じることが多く、それがとても嬉しいですね。
フラットな環境と充実した制度が大きな魅力
テクノプロに入社してよかったなと感じたことは？
肩書きではなく、あえて全員を「さん」付けで呼ぶなどフラットな環境であるところ。また、社員のワーク・ライフ・バランスを重視し、リモートを含めた柔軟な勤務体制や充実した福利厚生が提供されているところですね。
お休みの日の過ごし方を教えてください。
入社したばかりの頃は早く仕事に慣れたくて、休日も業務関連の書籍を読んでいました。少し慣れた後はダイエットに取り組み、15kgほど減量。今年に入ってからは、仕事とは関係なく、自分が興味を持った分野の本を読んでいます。
新卒の第1期生としての入社ですが、同期はどんな存在ですか？
議論を行う研修の際、私が少し疲れを感じていたのを察知した同期がさりげなく休憩を挟んでくれて、その気遣いに感動しました。同期のメンバーとは今でも月に1度集まって食事をするなど、良い関係を築いています。
好奇心と主体性で新しい何かを発見できる
あなたの＃を教えてください。
私はもともと好奇心が強いタイプなのですが、この“もっと知りたい”という好奇心が学びの意欲となり、変化する環境に適応したり、専門性を高めることにつながっています。そして好奇心があるからこそ、主体性が発揮できるとも思っています。言わば好奇心は主体性の源です。特に自分のやり方次第で、まだ誰も気づいていない新しい何かを発見できる現在の部署では、この好奇心と主体性は何より大切なものであることから、この＃を選びました。
入社して1年経ってみて、自分が変わったなと思うところは？
テクノプロに入社する前、経済系のインフルエンサーとして活動していた時期がありました。集計などは他のメンバーに任せていたのですが、入社して自ら集計をするようになってから多くの学びや発見がありました。一口に集計といっても内容によって使うツールはさまざま。異常値が出た際の対処の仕方も違います。それらを理解し、ツールを使いこなせるようになったことに成長を感じます。
印象に残っている先輩からの言葉はありますか？
研修の際に人事部の方から言われた「失敗して当たり前。だから失敗をおそれずに挑戦しましょう」という言葉です。
確かに自分のこれまでを振り返ってみても、多くの失敗がありました。しかし怖がって前に進まなかったら成長もありません。人生100年時代と言われていますが、健康年齢から考えれば挑戦できる時間は限られています。結果ももちろん重要ですが、プロセスにも学びがあります。それにまた同じ挑戦があれば応用もできますし、成長もできる。それに比べれば失敗なんて小さなこと。ですから、失敗をおそれずに挑戦することはとても大切だとあらためて思いました。
チャンスは貯蓄できない、
それを忘れず望む未来をつかんでほしい
仕事をする上で大切にしていることは？
分解意識と目的意識です。例えば、いきなり早く正確な資料をつくろうと思っても難しいのは当然です。まずは時間をかけて正確な資料をつくり、その後でスピードを意識して効率を上げる。このように問題を分解して解決するのが分解意識です。
そして、この資料を誰に提出するのか。その方はこの資料で何を知りたいのか。目的意識を持ちながら仕事をすることで改善点も見えてきます。
これからどんなことにチャレンジしていきたいですか？
事業管理室は非常に成長性が高い部署です。ここでさらに専門性に磨きをかけ、自分も大きく成長できたらと考えています。長期的な目標としては、社内データを活用することで当社のさまざまなソリューションサービスの成長予測につなげる。そんな取り組みをしていきたいですね。
最後に、学生さんへのメッセージをお願いします。
「チャンスは貯蓄できない」という言葉があります。就職活動をしている時は、何が正解かわからなくなったり、迷ったりすることも多くあるでしょう。ツイている時はチャンスが多くありますが、そのチャンスは残念ながら貯蓄できません。私自身、テクノプロから内定をもらった時、初めての新卒採用かつ外国人としての入社というとこで、大きな挑戦になると感じました。ご縁をいただいたことをチャンスだと捉え、入社を決めました。この時のチャンスを掴んだことは正解だったと現在は実感しています。みなさんがチャンスを掴んで、望む未来を手に入れられるよう、心から応援しています。
