#貪欲に

事業管理部 / 2002年中途入社

より成長できる環境を求めて、
金融関係の仕事からテクノプロへ

テクノプロに入社したきっかけを教えてください。

もともとは金融関係の仕事をしていたんですが、だんだんと新しいことにチャレンジしたいという考えが強くなり、社会人としてスキルアップできるような環境を探していました。
そんな時にたまたまグループ会社の求人を目にし、応募したのがきっかけでした。職種にはあまりこだわりがなかったのですが、成長できる環境があるかどうかという点を大事に考えていた私にとって、当時は設立から日が浅かったこともあり、面接官やオフィスで働く方々からも活気を感じ、勢いのある会社という印象を持ったのを覚えています。そんな環境と、ともに働く人たちの活き活きとした姿が入社の決め手となりました。

事業管理部は各種数値の全体像を最初に目にする部署

事業管理部の仕事内容やその面白さ、やりがいについて教えてください。

主な仕事内容は、テクノプロ・ホールディングスやグループ会社の予算の調整や売上・利益を予測し、損益予算案を策定するなど、グループ全体のさまざまな計数管理を行うことです。
事業管理部には各社、各部の数値実績や見込み、その他多くのKPIが集約されます。グループ全体の業績見込みなど、各種数値の全体像を最初に目にする部署であるところが大きな特徴であり、面白さでもありますね。
予測が外れた時はとても焦りますが、難しい部分の予測がちゃんと着地した時には大きな喜びを感じます。

仕事で失敗した経験はありますか? またそこから学んだこと教えてください。

自分が対応した業績見込みの一部で、これまでの前提条件を変えた新たなロジックを数ヶ月間試運転していました。その中で、前提条件の一部に大きなミスを発見し、見込みと実績の差が大きくズレてしまったことがありました。
最初にそのミスを発見した時はかなり焦ったのですが、自分以外にその誤りを正せる人間もいなかったんです。結局、改善するためにどうすべきかを必死に考え、たくさんの人たちから助言をもらい、さまざまな角度から分析を重ねた結果、差異が発生する原因について、おおよそ検討がつくようになりました。
この出来事から、壁に当たったとしても努力し、その壁を通過する術を身に着けるために真剣に向き合えば、得られる知識は必ずあるということを実感しました。

事業管理部の仕事をしていてよかったなと感じたことはありますか?

当社はビジネスモデル上、新型コロナウイルスの流行によりエンジニアの欠勤や有休が増加した場合、当然それが売上に影響します。しかし前例のないことであった為、未来の予測については一体それがどれぐらいの規模になるのか、誰かが前提条件を作って予測しないことには知りようがありません。
そこでさまざまなデータをもとに前提条件のロジックを組み、各事業会社に指標となる予測数値を毎月提示していたところ、「ここまで真剣にやってくれてありがとうございます」と言われたことがありました。
その時に「ああ、役に立つことをしているんだな」と実感できて、非常に嬉しかったですね。

スピーディーに制度を変えられるのがテクノプロのすごいところ

テクノプロはどんな会社ですか?

非常にスピード感のある会社だと思います。
大きな企業になればなるほど、普通は何を決めるにも時間がかかるものですが、テクノプロは思い立ったらすぐに何かを制度化したり変更したり、柔軟にスピーディーに対応できる。そこがすごいところですね。

今は在宅勤務がメインなんでしょうか?

業務内容によって違いますが、私の部署ではほぼ100%在宅勤務ですね。
出社は年に数回程度です。

ワーク・ライフ・バランスは?

季節要因がある部署なので、予算を作成する時期なら残業もありますが、それ以外は定時で終われますし、休みもちゃんと取れています。
小さい子どもがいるので休日は外で遊ぶことが多いですね。

貪欲に当たっていけば、やがて壁だと思っていたものもすんなり通過できる

阿部さんの#を教えてください。

私の#は「貪欲に」です。
日々の業務の中で、いろいろと壁に当たることって結構あるんです。私はその度に、その壁を通過するために必要なことは何かを考え、貪欲に習得してきました。そういったことを何度も何度も経験し、ひとつ壁を乗り越える度に自分の成長を実感しています。
失敗してもめげずに貪欲に当たっていけば、やがて壁だと思っていたものもすんなり通過できる瞬間が訪れる。そんな経験から、この#に辿り着きました。

仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

対相手においては、依頼されたことは真っ先にやるということです。
仮に難易度が高いと感じることであっても即答で拒否はせず、まずは対応してみるということを心がけています。なぜなら、私にとってそれが新しいスキル習得のチャンスと考えているからです。
そして対自分においては、怖がらないということですね。
私の仕事はある意味会社の将来を握っているということでもあるので、会社の業績予想に大きな差異が発生してしまうと、それを指標としている事業会社や株主に対して迷惑をかけてしまうリスクもあります。想像しただけで怖くなりますよね。だからこそ慎重にならなければいけないし、いかに細分化して、リスクの所在を常にチェックできる状況をつくっておくかが重要です。
ただ全てのことは数字で固められた結果ですから、必ず解答がある。ですから理解不能なことでもひとつずつ紐解いて、ちゃんと向き合って怖がらずにやる。
ただそれは自分ひとりでやるのではなく、周囲に助けてくれる人たちがたくさんいるからこそできることでもあると思っています。

これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?

私は、事業管理部の責任者としてまだまだ半人前です。日々研鑽を重ねて、他部署の責任者にも引けを取らない、もっといえば優れていると言われるように、まずは今の仕事を極めたいと思っています。

大事なのはスキルではなく、
仕事に対する姿勢

事業管理部の仕事ではどんなスキルが得られますか?

数字やデータから分析や予測をする能力や手法が身につくと思います。
分析する作業というのは大きな会社では必ずありますから、そういった意味ではかなり使えるスキルになるんじゃないでしょうか。

この仕事に必要な素養は?

一番は探求心だと考えています。探求心があると、スキルがなくともさまざまなことに「なぜだろう?」と疑問を抱き、さらに深堀りを重ねていくと課題解決の糸口や物事の本質が見えてくると思います。そういった中で、数字だけでは見えてこない実態もありますので、各部署や事業会社に協力を仰ぎ、仮設の立証を行います。
人の協力なしにはできないものですから、キャラクターも結構大事ですね。
明るく礼儀をもって、人間関係をしっかり築けること。
特に今はテレワーク中心で他部署との私語が極端に少ない状態ですから、会話する機会を有効活用しないとなかなか人間関係を広げられません。自分から積極的にコミュニケーションをとれる姿勢が大事になってくると思います。

最後に学生さんへのメッセージをお願いします。

20年前の自分を振り返ってみると、就職活動が本当に嫌でたまらなかったことを思い出します。何社も面接を受けて、その度に同じことを聞かれて。
でも社会人になった今思うのは、これまでの人生で培ったものを発揮する、最初の場が就職活動だったんだなということです。
22年しかない経験を振り返って自分をアピールするのは、けっして容易ではありませんが、まずは自分の力を信じて全力投球してほしいと思います。
そして縁あってテクノプロ・ホールディングスの一員になったら、そこからキャリアの第一歩が始まります。最初の頃はスキルに乏しく失敗することもあるでしょう。
でも大事なのは仕事に対する姿勢です。それはスキルに関係なく持てるものであり、社会人としての成長につながる重要なものでもあります。
どうか、「失敗から学ぶ姿勢」 「新しい仕事を恐れず主体的に取り組む姿勢」 を忘れずに頑張ってください。同じ道を通ってきた者として、心から応援しています。

OTHER PERSON

ALL MEMBERS
#継続は力なり 財務部出納管理課 / 2006年中途入社
#Empower the future 経営企画部 (広報IR室) / 2018年中途入社