
きっかけは新卒での持株会社の採用に惹かれたこと
学生時代、どんなことに力を入れていましたか?
いわゆるコロナ世代だったこともあり、1、2年の時は大学にもほとんど登校できませんでした。そこで力を入れていたのが個別指導塾でのアルバイトです。講師として、小中高と幅広い世代を受け持っていたため、教える内容はもちろんのこと、世代ごとに対応を変えるなどコミュニケーションにも気を配っていました。三者面談では生徒がどう成長したか、どんなふうにがんばっているのかを保護者に説明する機会があり、他者のいいところを見つけてそれをアピールすることを学べたのは非常にいい経験だったと思っています。
就職を考えた際に最も重視していた点は?
職場環境です。データとしては勤続年数の長さを中心に見ていました。また、面接をしてくださった方の印象や熱意あるアピールをしてくださるかどうかも重視していました。
テクノプロを選んだ決め手を教えてください。
大学が経営学部であったため、将来的には経営戦略に携わる仕事がしたいと考えていました。新卒で経営系の仕事に携われることは稀ですが、テクノプロ HDでは新卒ながら持株会社の採用があると知り、興味を持ちました。最終面接では、会社の良いところだけでなく、過去の失敗やそれをどうカバーしたのかを包み隠さず話してくださり信頼感を持てたこと、またそのような経験があるからこそ、正直な会社なのだと感じたことが決め手になりました。
研修はどうでしたか?
学ぶことが非常に多かったのですが、総じて楽しかったというのが一番の感想です。特に印象に残っているのはビジネスモデルと計数管理です。過去のIR情報から具体的な事例を踏まえて、数値の裏にあるストーリーを理解する重要性を学びました。計数管理を通じて、企業価値をどのように高めるかという視点が新鮮で、経営学部だったこともあり、実践的な学びが楽しく、食い入るように参加していました(笑)。
あとは、意外にもコミュニケーションの研修です。会話・動作によって自分と相手が受け取る印象の違いや、自分が得たい回答に至るまでの質問の組み立て方など、初歩的な行動にある奥深さには驚かせられました。毎日必ずとる行動が、社会人になるタイミングで一段階質が高くなったと感じ、自信になりました。

思った以上に自分のペースで仕事を進めていける
担当業務の面白さややりがいについて教えてください。
私は現在、情報システム部でIT資産管理を担当しています。スマートフォンやパソコンを設定して貸与する業務では、その申請内容や用途から、グループ会社のビジネスを最も近い立場から知ることができます。それらの機器がビジネス上欠かせないものであることもよくわかり、自分の仕事が価値あるものだという実感がやりがいにもつながっています。
テクノプロに入社してよかったと感じたことは?
人事の方が優しかったことです。入社して最初に関係を築くのが人事の方ですが、面接の時とまったく変わらず、万全の体制で迎え入れてくださいました。おかげで、安心して研修に臨むことができました。
入社前と後でギャップはありましたか? ポジティブ、ネガティブ両方の視点から教えてください。
ポジティブなギャップは、思った以上に自分で選択できることです。入社前は、もっと時間に縛られ、ルーティーン的に仕事を進めていくのではないかと考えていたのですが、いざ仕事を始めてみると自分のペースで進めていけることが多く、とても働きやすいと感じています。ネガティブなギャップは、パソコンやスマートフォンなどの実機を扱うことから、どうしても出社頻度が多くなることです。当社は総じてテレワーク勤務が多いことは間違いないのですが、一部私が所属するチームのように業務の特質的に出社が多い部署もあり、入社前はテレワークが多いと聞いていたことから少しギャップに感じています。
テクノプロの好きなところは?
先輩たちがみなさん協力的で、非常に働きやすい環境であるところです。困ったことがあればすぐに駆けつけてくれますし、単に教えるのではなく、一度自分で考える時間を与えられ、その上でフィードバックをもらえることで成長につながっていると感じます。

テクノプロは人を大切にする会社
テクノプロはどんな会社?
パーパスにもある通り、人を大切にしている会社だと思います。人材を扱うビジネスがメインであるため、人事制度を定期的に見直すなど、どうしたら人材を守れるか、どうしたらより働きやすい環境をつくれるかを常に意識しているように思います。
同期はどんな存在ですか?
同期は2つ年上で、兄のような存在です。仕事でうまくいかないことがあっても、同期もがんばっていると思うと自分もがんばらなくてはという気持ちになります。
先輩や上司の印象は?
情報システム部のメンバーは落ち着いている方が多い印象です。並行してこなせるタスクの量が多く、優先順位を決めて次々に仕事を捌いていく姿は憧れであり、目標です。
ワーク・ライフ・バランスはどうですか?
暦通りに休みがあり、残業もほとんどありません。有給もきちんと使うよう促されますし、仕事とプライベートにメリハリをつけられる環境だと思います。休みの日はネットフリックスなどで好きな動画を見るなどリラックスして過ごしています。また、写真が趣味のため、仕事終わりに六本木ヒルズ周辺のイルミネーションを撮影したりしています。

行動の先には常に相手がいるという意識が生まれた
あなたの#を教えてください。
「#俯瞰的に見る」です。
入社してすぐの頃は作業の一部分だけを担当し、それだけやればOKという認識でした。その結果、いざ前後の工程をやろうとした際、インプットに時間がかかったという経験から、自分の担当している業務を俯瞰的に見て、それがどこにつながるのか、最終的にどんな目的で使われるのかを意識しながら仕事をするようになりました。
入社してから自分が変わったなと思うところは?
何事も自分事として考える癖がついたように思います。先ほどもお話ししたように、入社当時は自分の担当分だけをやればいいという考え方でしたが、自分の担当外の話や別のチームの話を聞く時も、自分の業務との関わりはなんだろうか、自分ができることはあるだろうかと考えながらメモをとるようになりました。また、学生時代は自分の好きなタイミングで好きなように動いていましたが、社会人になってからは“自分の行動の先には常に相手がいる”という意識を持つようになりました。

自分の直感を信じて飛び込んでほしい
仕事をする上で大切にしていることは?
まずは与えられた仕事、任された仕事を何がなんでも完了までもっていくという意識で仕事にあたることです。そのためにしっかりとスケジュールを組み、段取りよくやっていくことを心がけています。
これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?
他チームや業務委託先との窓口として、メンバーを管理するリーダー的ポジションに挑戦すべく、現在チームリーダーから仕事を引き継いでいる最中です。他のメンバーが困っている時に解決できる人間になれるよう、さらに努力を重ねていきたいと思っています。
最後に、学生さんへのメッセージをお願いします。
就職活動では何が正解かわからず、悩むことが多くあります。納得いくまでさまざまな企業を検討するためにも、できるだけ領域を限定せずに情報を取り入れていってください。そして、それでも悩んでしまった時、最後にものをいうのは直感です。私自身、最後は自分の直感に従いテクノプロを選びました。今はその直感が正しかったと心から思っています。ぜひ最後は自分の直感を信じ、思い切って飛び込んでみてください。応援しています。