
隠しごとをしない誠実さに惹かれ、テクノプロを選んだ
学生時代、どんなことに力を入れていましたか?
合唱団に所属し、その活動に全力を注いでいました。3年生の時には団長を務め、運営の中心を担いました。コロナ禍でさまざまな制限がありましたが、一人ではできないこともみんなで力を合わせれば達成できると学べたことが、その後の自分に大きな影響を与えました。
就職を考えた際に最も重視していた点は?
合唱団での経験から、できるだけ多くの人と関わりながら、組織の最適化・効率化に関する仕事をしてみたいと考えていました。そのため、規模が大きく、社内で様々な方々との接点が生まれそうな会社であることを重視していました。
テクノプロを選んだ決め手を教えてください。
面接でお話しした方々の人柄に惹かれたこと、過去の失敗や現在の課題について率直なお話しがあったことです。いわゆる、あまり会社としてはオープンにしたくないと思えるような内容にもしっかりと時間を割いて説明があり、その上で今の課題を一緒に解決してほしいという姿勢に誠実さを感じ、入社を決めました。
研修はどうでしたか?
パーパスからビジネスマナー、業界知識に至るまで、多岐にわたる研修を受けました。一日の始めに目標を書いて壁に掲示するのですが、そのおかげで目的意識をもって受講できたように感じます。最も印象に残っているのは地方での合宿研修です。社会人になりたてで覚えることばかりに意識が向いていた中、フィールドワークに参加したことで、異なる環境でも普遍的なアプローチができるという貴重な経験ができました。

安心して挑戦できるからこそ必要なスキルを身につけられる
担当業務の面白さややりがいについて教えてください。
現在私はデータ分析・加工・提供、支払い申請や勤怠管理などの定常的な業務、業務効率化プロジェクトなどを担当しています。データ関連の業務については、データの作り方や見方によってさまざまな考察ができることが楽しいですね。答えのない問いに取り組むようなものですが、大学院での経験が活きています。何より、新しい知識やスキルを身につけられているという実感がモチベーションにもつながっています。
また、業務効率化プロジェクトでは、これまでの業務を見直すというコンセプトに挑戦できることを楽しんでいます。入社して間もない自分は当然知識も一番少ない状態。逆に自分がわかればみんなもわかるという意識で仕事をしています。それが巡り巡って、数年後に入社してくる方々の助けになるかもしれませんし、例え1人1分であったとしても100人であれば100分の生産性を上げることにつながります。成果が出るまでには時間がかかりますが、最終的に形になるところを想像するとワクワクします。
テクノプロに入社してよかったと感じたことは?
1年目であっても、レベルにあった仕事を任せてくれるところです。実は根っからの文系で数字は大の苦手。DXに興味はあったものの、実際に何をやるのかはまったくわかっていませんでした。しかし、手始めにExcelを勉強したら楽しくて、自分の意外な適正を発見できた気がします。また、「何かわからないことがあれば遠慮なく声をかけて」というスタンスの方々ばかりだからこそ安心して挑戦ができ、結果としてスキルが身につくのだと思います。
テクノプロの好きなところは?
全員が〇〇さんと呼び合うところです。そのような文化が上司部下、年齢性別を問わずフラットに話せる環境をつくっているように感じます。

在宅勤務のおかげで日々の生活を充実させられる
同期はどんな存在ですか?
同期入社は私ともう1名のみ。自分とは性格も考え方も対照的で、新たな視点や学びを与えてくれる存在です。研修の際には、自分にはない考え方を彼からたくさん学びました。
入社前と後でギャップはありましたか? ポジティブ、ネガティブ両方の視点から教えてください。
ギャップがなかったというのがポジティブなところです。最初にありのままを伝えてもらっていたことで、がっかりするようなことはまったくありませんでした。ネガティブなところは、強いて言うなら出社率が想像以上に低かったことでしょうか。上長と対面で会うのは月に1回程度。地方に住んでいるフルリモート勤務の先輩とはまだ一度も直接お会いしたことがないので、いつか対面でご挨拶したい!と思っています。
ワーク・ライフ・バランスはどうですか?
残業は一日あたり30分程度で休みもしっかりとれています。休みの日にはスーパーで食材を買い込んで料理をしたり、地方の実家に帰ったりすることもあります。在宅勤務を活用することで、生活の自由度・充実度を上げることができます。

自分が選んだ道を正解にするため努力する
あなたの#を教えてください。
「#選んだ道を正解にする」です。
人生は選択の連続です。あの時ああしておけばよかった、他の選択をしておけばよかったと後悔しないよう、自らの選んだ道が正解だったとに思えるように行動してきました。そのためにはもちろん努力は欠かせません。主体的にアクションを起こしていくことで、自分の選択を正解に近づけていけると考えています。
入社してから自分が変わったなと思うところは?
Excelの知識や活用に関しては大幅な進歩があったと思います。また、データの見方や分析手法についても、日々の業務を通じて学習を進めており、やりがいを感じています。ただ今はまだ、ゼロのレベルから少し上がった程度。これからさらに研鑽を積んでいきたいです。
印象に残っている先輩からの言葉は?
「その仕事で誰が喜ぶのか考えてごらん?」という言葉です。自分が頑張っただけの仕事で終わってしまっては意味がありません。そのデータ、その資料で誰が喜ぶのか、誰がハッピーになるのか。それを考えることが大事だよと言われたことがとても印象に残っています。

社会人には学生とはまた違った楽しさがある
仕事をする上で大切にしていることは?
わからないことを放置しないことです。1年目ですから当然わからないことだらけ。それを放置しているとわからないままになってしまいます。なるべく早めに解決することを心がけていますが、なんでもかんでも聞いてしまうと相手の時間を奪ってしまう上に自分の成長にもつながりません。自分で調べられそうなことはできるだけ自ら解決するようにしています。
また、定常的な業務については、期限を守りながらミスなく漏れなく回していくことを心掛けています。当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことを確実に実行することが信頼獲得につながり、業務の効率を上げることにもつながるからです。
これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?
まずは、わからないことがあった時に頼りにしてもらえるような存在になりたいです。運用保守の仕事も少しずつ担当することになったので、データ周りの知識や仕組みをしっかり勉強したいと思っています。ゆくゆくは、その知見を使い、業務の効率化や最適化をデータの観点から企画・支援できる存在を目指します。
最後に、学生さんへのメッセージをお願いします。
学生時代には楽しいことがたくさんあります。ぜひ、今しかできないことを思い切り楽しんでください。一方で、学生時代が楽しければ楽しいほど、社会人になることにネガティブな気持ちを抱いてしまうかもしれません。私自身、学生時代は社会人になることに対して抵抗感を持っていました。しかし、今の生活はその頃に想像していたよりもずっと楽しくて充実しています。自分の知らない世界や気づいていない能力に出会うきっかけとなるのが就職活動や社会人生活です。前向きに明るい気持ちで臨めば、きっと納得のいく結果を得られると思います。