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シンジケートローンの実行に関するお知らせ

2020年9月30日

当社は、株式会社三井住友銀行が提供する「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」によるシンジケートローン(以下、「本ローン」)を通じて、100億円の資金調達を実施しましたので、下記の通りお知らせします。

1. 本ローンによる資金調達の目的

当社は、新型コロナウイルスの感染拡大と長期化、収束後の世界的な景気後退の可能性も想定しながら、バックアップライン拡充の観点からコミットメントラインを設定し、また、資金調達手段の多様化と安定化の観点から外部格付を取得してまいりました。さらに今般、本ローンによる資金調達によって、借入期間の長期化と年間の元本返済金額の平準化を図るとともに、追加の運転資金を調達し、安定的な資金水準を確保することによる、財務キャッシュフローの改善を目的としております。なお、手許余剰資金は、既存借入金の返済に充当します。

2. 本ローンの概要

借入金額100億円(50億円×2)
実行日2020年9月30日
満期日2025年9月30日
返済方法元金均等
担保・保証なし
資金使途運転資金
アレンジャー/エージェント株式会社三井住友銀行
参加金融機関株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、他14金融機関

3. ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション

ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーションは、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所が作成した独自の評価基準に基づき、企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs達成への貢献を評価し、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取組事例などを還元し、また、企業の事業活動が環境・社会・経済にもたらすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、サステナビリティ経営の実現に向けた活動を継続的に支援することを目的に国連環境計画・金融イニシアティブが策定したポジティブ・インパクト金融原則に適合した金融商品となります。

当社に対するESG/SDGs評価結果は、「サステナビリティマネジメント」、「従業員への配慮」、「企業理念・サステナビリティへのコミットメント」において非常に高い水準にあると判断されました。企業経営において良好なESG側面の取り組みと情報開示を実施しており、また、事業を通じたSDGs達成への貢献意欲が高いと評価されました。

また、当社は、本ローンのポジティブ・インパクト金融原則との適合性を確認する書簡をDNV GLビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より取得しております。

4. 業績への影響

本ローンの実行による当社連結業績に与える影響は軽微であります。

以上

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