健康経営・安全衛生

テクノプロ・グループでは、健康経営宣言及び健康経営に向けた推進体制を設け、社員が健康で働ける企業であるよう、組織体制の構築や制度・施策を実施しています。

グループ健康経営宣言・推進体制

1.テクノプロ・グループ健康経営宣言

私たちテクノプロ・グループは、「働く社員の健康は重要な経営資源であり、企業活力の源泉である」との考えに基づき、健康経営の推進に取り組むことを宣言します。

社員のQOL(Quality of Life)が向上されてこそ、お客さまへ真の付加価値を提供し続け、企業価値を向上させることが可能となります。

社会とともに持続的に成長するグループとして、健康経営を礎に豊かな未来の実現に貢献します。

(健康経営推進基本方針)

  1. 社員一人ひとりが心身ともに健康で持てる能力を最大限に発揮できるよう、安全かつ適正な職場環境の整備や制度の構築に努めます。
  2. 健康リテラシーの向上のための啓蒙・教育や健康管理を充実させるとともに、各種健康維持増進施策の実践を通じ、社員の主体的・自律的な健康づくりを積極的に支援します。
  3. 健康経営の取組みを通じ、組織と個の活性化、生産性及び創造性の向上を追求します。

テクノプロ・ホールディングス株式会社
代表取締役社長兼CEO 八木 毅之
(注) 「健康経営」は、特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標です。

2.推進体制

健康経営 戦略マップ(2022年6月期~2026年6月期)

心とからだの健康への取組み

従業員の心とからだが健康でいきいきと働くことは企業の活力につながるとの考えに基づき、EAPサービスの導入をはじめとする各種相談窓口の充実、健康診断受診の徹底、ストレスチェック受検率の向上を図るなど、健康面のサポートに力を入れています。

「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定

健康経営優良法人認定制度は、経済産業省と日本健康会議が進めるもので、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
テクノプロ・グループでは、「働く社員の健康は重要な経営資源であり、企業活力の源泉である」との考えに基づいて健康経営を推進しており、従業員の健康増進を図るための各種の施策を実施しております。
テクノプロ・グループは、2020年から5年連続で認定されました。今後も健康経営の取組みを通じ、テクノプロ・グループ一体となって組織と個の活性化、生産性及び創造性の向上を追求してまいります。

健康全般に関する取組み

■健康推進サポートナビ
社内ポータルサイトに「健康推進サポートナビ」ページを設置し、従業員の心身の健康、治療と仕事の両立支援に関するさまざまな情報や相談先等を発信・開示しています。

■社内広報サイト「テクノプロ・スクエア」で情報発信
社内向け広報サイト「テクノプロ・スクエア」で、幅広いテーマに関する健康情報を発信しています。

■定期健康診断
従業員の定期健康診断の受診率は100%(2023年)です。

■ストレスチェック診断
年1回全従業員を対象にストレスチェック診断を実施しています。

■健康経営に関する直近の指標(2023年)

  • アブセンティーズム:2.7日 ※1
  • プレゼンティーズム:70.0% ※2
  • ワーク・エンゲージメント:2.6点 ※3

対象範囲:テクノプロ・ホールディングス㈱、㈱テクノプロ、㈱テクノプロ・コンストラクション、㈱テクノプロ・スマイル
※1 傷病休職制度の利用日数の全従業員平均
※2 自社独自の調査にて体調を問う設問に対する回答の全回答者数平均
※3 新職業性ストレス簡易調査票におけるワーク・エンゲージメント関連2問の回答者平均値

■新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応策

  • 「新型コロナウイルスに関するメンタルヘルスケア相談窓口」を新設
  • 在宅勤務・フレックスタイム制度の導入
  • 自家用車の通勤時利用の制限緩和
  • 陽性者、及び濃厚接触者及び休校等に対応するに対する特別有給休暇制度を導入
  • 感染防止として、従業員向けガイドラインを作成し周知

メンタルヘルスへの取組み

テクノプロ・グループでは、厚生労働省の指針である『メンタルヘルス 4つのケア』を骨子として、「心の健康づくり計画」を策定し、全従業員が活き活きと働けるよう取り組んでいます。また委託先EAP会社と当社グループのメンタルヘルス施策に関して、定期的な報告会を設け、結果を役員会にて報告、次年度の活動計画に反映し、改善を進めています。

■有資格者による相談員が従業員をバックアップ
従業員一人ひとりが活力に満ちて業務に取り組み、パフォーマンスを最大限に発揮できるよう、テクノプロ・グループではさまざまな悩み事に関する相談窓口を設置しています。
専門的な知識と経験が豊富な有資格者が相談に対応し、課題やストレスが大きくなる前に問題の解決やストレスの軽減を図るためのバックアップ体制を整えています。

■技術業界及びエンジニアの課題を熟知した相談員をラインナップ
技術業界及び当社グループの事業形態(派遣・請負・受託等)に精通した相談員を配置し、配属先の指揮命令者とうまくコミュニケーションが取れない、プロジェクトチーム内の人間関係に悩んでいる、派遣元と派遣先の方針の違いに悩んでいる、など当社の業態で直面しがちな特有の課題にもスムーズに対応しています。

■相談しやすい組織風土の醸成
悩みを抱える従業員が自ら相談を持ちかけることは勇気のいる事ですし、場合によっては自分自身では気付かないこともあります。テクノプロ・グループでは、メンタルヘルスに関するセルフケアの啓発(従業員向け)やラインケアに関する研修(管理監督者向け)を実施し、“早期に気付く”ことの大切さを啓蒙するとともに、気軽に相談できる雰囲気づくりにも努めています。

■メンタルヘルス相談窓口
委託先のEAP会社に所属するプロのカウンセラーが対応しています。メンタルヘルスに関する相談だけではなく、以下のような相談も受け付けています。

  • 仕事に関する事:職場の人間関係、今後のキャリアについて等
  • 家庭生活に関する事:育児、介護、夫婦関係、親子関係、子どもの問題等
  • 社会生活に関する事:住環境、異文化対応等
  • 人生の出来事に関する事:病気、結婚、離婚等

労働環境の安全衛生

テクノプロ・グループは、労働基準法・労働安全衛生法をはじめとする法令を遵守して、安全で健全な職場環境の確保に努めています。コンプライアンス委員会(ERM委員会の傘下組織)及び事業所ごとに設置された衛生委員会における情報共有や課題の協議を通じ、労働災害や社員の疾病防止に取り組むとともに、安全衛生に関する研修は受講率100%に達するまで実施しています。
また、残業・過重労働等の安全衛生リスクについて、定期的に取締役会へ報告しています。

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