トップメッセージ

株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

第18期事業年度(2022年7月1日~2023年6月30日)におきましては、グループの成長戦略に基づき、コア事業である国内技術者派遣事業の成長、並びにデジタル領域を中心とするソリューション事業及び海外事業の伸長に注力してまいりました結果、売上収益1,998億円(第17期対比+11.8%)、営業利益218億円(同+5.8%)と増収増益を達成することができました。

2026年6月期を最終年度とする中期経営計画『Evolution 2026』の中で、高成長を実現する時期として位置付けております後半3年間においては、コロナ禍で実証した柔軟かつ迅速なオペレーション対応力をさらに強化するとともに、日々進化を続けるテクノロジーを積極的に吸収しつつ技術と人の力を磨き、ますます複雑化・高度化するお客さまや社会の課題を解決していくことで、持続的な成長を実現してまいります。

当社グループを取り巻く現下の環境については、国内の人材獲得競争の激化やグローバル市場における地政学リスクの顕在化など急激に変化が進んでおりますが、そのような中でも従前より掲げる資本・財務戦略の以下基本方針を堅持しつつ、適切な事業戦略の遂行に努め、新たな付加価値を創出してまいります。

  • (1) 連結配当性向は50%以上を目処とする
  • (2) ROE(自己資本利益率)は20%以上を達成する
  • (3) EPS(1株当たり税引後当期利益)の持続的成長を図ること
  • (4) D/Eレシオ(負債資本倍率)は1倍未満とすること
  • (5) ROIC(投下資本利益率)を活用するなど資本コストを意識した経営を推進すること

当社は、事業基盤を支えるお客さま・従業員・社会との信頼関係の維持向上及び株主の皆さまとの建設的な対話や透明性の高い経営に引続き努め、パーパス(存在意義)に立脚した事業活動による社会貢献を通じて、あらゆるステークホルダーの皆さまのご期待と信頼にお応えするグループを目指してまいります。

今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2023年9月
テクノプロ・ホールディングス株式会社
代表取締役社長兼CEO

八木毅之
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