次世代への啓発・支援
学校教育でカバーしきれない実社会に即したキャリア指導を提供するため、2018年から中高生向けの特別キャリア授業を企画・運営している他、国立研究開発法人科学技術振興機構が主催する「科学の甲子園」「科学の甲子園ジュニア」への協賛、STEM(科学、技術、工学、数学)領域における女性活躍を後押しするNPO法人Waffleとのパートナーシップ契約の締結などを行っています。テクノプロ・グループは、このような事業とも関連性の高い、次世代理工系人材の裾野の拡大やダイバーシティ推進を目的とした活動を通じ、社会に貢献していきます。
学生に向けて
科学の甲子園・科学の甲子園ジュニア

JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)は「科学好きの裾野を広げ、トップ層を伸ばす」ための取組みとして、2011年に高校生を対象とした「科学の甲子園」を、さらに中学生を対象とした「科学の甲子園ジュニア」を創設し、毎年、各都道府県大会と全国大会を開催しています。科学好きの生徒がチームを組み、理科・数学・情報における複数分野の競技を行うもので、 「科学の甲子園」は現在では全国700校以上の高校が参加しています。テクノプロ・グループはこれらの取組みに、2017年から協働パートナーとして参画しています。
Mono-Coto Innovation

株式会社CurioSchoolが主催し、経済産業省が後援する「Mono-Coto Innovation」は、中高生と企業が世代を超えてコラボレーションし、今までにない画期的なアイデア・プロトタイプを創り上げ、その過程で課題発見力・課題解決力・独創性を競うものです。テクノプロ・グループは、この取組みのビジョンに賛同し、その活動を応援しています。
高校生のための特別キャリア授業

日本では、多くの若者が高校1年生の時点で「文系・理系」の重要な進路選択を行いますが、教科の好き嫌いや成績の良し悪しで決めてしまったり、仕事やキャリアプランについての情報が不足している例が見受けられます。
テクノプロ・グループは、複数の高校と協働して、高校生向けの進路指導講演会の一部をお手伝いし、将来の職業を見据えての進路選択をサポートしています。
特設サイト:https://www.technopro-do.com/fcs/
NPO法人Waffleとパートナーシップ契約

テクノプロ・ホールディングスはSTEM領域における女性活躍を後押しするNPO法人Waffleとパートナーシップ契約を締結しています。Waffleとの締結により、女性活躍の場の拡大や技術者不足解決に向けた多様な取組みを実施していきます。
【NPO法人Waffleについて】
Waffleは、IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す非営利団体。国内の女子中高生などにコーディングを中心としたオンラインITコース「Waffle Camp(ワッフル・キャンプ)」の提供、日本国内での「Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)」のサポート、企業との協働による各種イベントを開催し、女子中高生などに対してより多くのIT教育・STEM教育の機会を提供することで、テクノロジー分野の教育とエンパワーメントを通じて女性の可能性を解き放つことを活動の目的に掲げています。
ウェブサイト:https://waffle-waffle.org/
小学生以下の子供たちに向けて
テクノプロ・キッズサイエンス
小学生に科学の楽しさや不思議に触れてもらう機会として、さまざまな科学実験を行う「テクノプロ・キッズサイエンス」を各地の小学校で開催しています。
地元のPTAや教育委員会と協働し、テクノプロ・グループのエンジニアが先生になって、薬品・電気・熱・磁力などを使った実験を行います。見るだけでなく、子供たち一人ひとりに実際に手や体を動かして作業を行ってもらう、体験型の実験教室としています。
海外の子供たちに向けて
絵本を届ける活動に参加
写真提供 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(©Yoshifumi Kawabata)
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、日本の絵本に現地語訳のシールを貼って子供たちが読めるようにした絵本を、ミャンマーやラオス、カンボジアなど東南アジアをはじめとした各国・地域の小学校等に届ける活動を、1999年から行っています。
テクノプロ・グループはこの活動に賛同し絵本を寄付している他、現地語のシールを貼る絵本作りの作業には、従業員がボランティアとして参加しています。
家族が本社を訪問するファミリーディを実施した際は、親子で絵本作りを行いました。
コロナ禍では、自宅での絵本作りという新スタイルで絵本を届ける活動を実施しています。