株主・投資家との対話

テクノプロ・グループでは、持続的な成長と中長期的企業価値の向上に向け、透明性の高い情報開示と株主・投資家の皆さまとの積極的な対話に取り組み、IR活動を通じて得た意見や要望を取締役会や経営会議などにフィードバックすることで企業価値の向上に役立てています。

株主・投資家との建設的な対話に関する方針

テクノプロ・グループでは、株主・投資家との建設的な対話を促進するための体制整備及び取組み等に関する基本方針として、以下を定めています。

基本的な考え方

・当社は、株主を含む投資家との建設的な対話が当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するとの考えから、積極的なIR活動を実施します。

株主・投資家との対話の主な対応者

・株主・投資家対応については、CFOによる統括のもと、経営企画部広報IR室が窓口となり実施します。また、経営企画部広報IR室は、関連部署との間で専門的見地に基づく情報共有や意見交換を定常的に実施し、連携して対応の充実を図ります。
・株主・投資家との対話は、CEO及びCFOが中心となって対応を行う他、株主・投資家の希望や目的などに応じて、COOをはじめとするその他の取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を含む。)なども合理的な範囲で対応します。

対話手段の拡充に向けた取組み

・株主総会や個別面談の他、定期的な投資家説明会の開催などにより対話の充実に努めます。
・海外の株主・投資家の皆さまに対しても公平な情報開示を実施するため、適時開示資料など重要な資料については英語版を作成し、英語サイトにおいて開示しています。

対話内容の経営層へのフィードバック

・株主・投資家との対話を通じて得られた有用な意見・要望などについては、取締役会に対し適宜フィードバックを行ったうえで、企業価値の向上に役立てています。

株主構成の把握

・株主構造の定期的な調査の結果を踏まえ、株主とのコミュニケーションの充実を図るよう努めています。

インサイダー情報の管理

・株主・投資家との対話にあたり、法令及び関連規則等を遵守し、インサイダー情報を適切に管理します。

中期経営計画に関する理解の促進

・中期経営計画における事業戦略及び収益計画の他、収益力、資本効率等の目標を示すとともに、その実現のための事業ポートフォリオの見直し、経営資源の配分等について、わかりやすく論理的かつ明確に説明を行います。

テクノプロ・グループのIR活動を含む情報開示に関する基本的考え方や情報開示統制の枠組みなどに関しては、「ディスクロージャー・ポリシー」にて開示しています。

株主との対話の実施状況(2024年6月期)

主なIR活動と実施状況及び説明者

活動 実施回数 主な説明者 内容
決算説明会 4回 CEO、CFO ・四半期ごとにオンライン決算説明会を開催(第1・3四半期はCFO、第2四半期・本決算はCEO・CFOが説明)
・ウェブサイトへの資料掲載(決算説明資料、スクリプト・質疑応答、動画)
カンファレンス 7回 CEO、CFO ・証券会社が主催する国内、海外機関投資家向けカンファレンスへの参加
IR面談(うち海外) 584件
(280件)
CEO、CFO、
IR担当者
・国内、海外機関投資家、セルサイドアナリストとの個別面談
個人投資家向け説明会 2回 CEO ・個人投資家向けにオンライン会社説明会
ウェブサイトでの開示 随時 ・適時開示資料、有価証券報告書および四半期報告書、統合報告書、IR会社説明資料、株主総会招集通知などを掲載

対応者別対話実績

CEO 91件
CFO 229件
その他の役員(取締役を含む) 41件
IR担当者 223件

対話の主なテーマや株主の関心事項

事業環境・業績 ・技術者派遣市場を取り巻く環境
・顧客の需要動向
・採用における当社の競争優位性
・顧客への価格転嫁・従業員の賃上げの状況
中期経営計画 ・中期経営計画の進捗状況
サステナビリティ ・人的資本経営に関する取り組み
・退職抑止のための施策
株主還元 ・株主還元に対する考え方

経営や取締役会へのフィードバック

株主・投資家の皆さまとの対話により得られた具体的な意見や要望は、定期的(年4回)に取締役会へ報告を実施しています。また、業務執行における重要事項の協議・審議を行うグループ経営会議にも適宜報告を行い、グループの経営戦略の検討に役立てています。

決算資料の改善 ・中期経営計画の進捗可視化の要望を受け、注力ソリューション事業の売上高・人数・単価を詳細に開示
・ファクトブックで四半期ごとのKPIを詳細に開示
サステナビリティ関連開示の充実 ・サステナビリティ関連のKPI開示を充実
・従業員満足度調査における満足層割合の開示
事業責任者との対話機会の提供 ・COOや海外子会社CEOによるスモールミーティングを実施
社外取締役との対話機会の提供 ・社外取締役によるスモールミーティングを毎年出席者を変えて実施
コーポレートガバナンス関連開示の充実 ・取締役会の実効性分析・評価の開示
・取締役の選定理由の開示、スキルマトリックス開示や定期的な項目の見直し
TOP